【読み方実例#4】 Hanyu takes lead at nationals; Uno 2nd

読み方実例

4回目の記事は全日本フィギュアスケート選手権での羽生結弦選手の話です。

フィギュアスケート、男子女子ともに国内外で活躍している選手が多く、試合が放送されるとテレビに釘付けになってしまいますね。

Hanyu takes lead at nationals ; Uno 2nd

羽生、国内勢で首位にたつ。宇野は2位。

Sapporo-Kyodo(札幌:共同通信)

Olympic champion Yuzuru Hanyu made a dominant start at All-Japan Championships on Friday after topping the men’s short program, but with Shoma Uno close behind with a career-high score.

オリンピック王者羽生結弦は/独りスタートを切った/全日本選手権で/金曜日の/男子ショートプログラムで首位にたった後で/しかし宇野昌磨はすぐ後ろにいた/自己新記録とともに

Hanyu, who set a record total of 330.43 points at the Grand Prix Final in Barcelona, Spain, on Dec. 13th, fell on his opening quad salchow but regrouped to land a quad toe loop-triple toe loop combination to go on to score 102.63 at Makomanai Ice Arena.

羽生は/合計得点330点43を出した/バルセロナで行われたグランプファイナルで/スペイン、12月13日に/最初は4回転サルコウで転倒した/しかし4回転トーループ3回転トーループのコンビネーションで持ち直した/102.63点まで行った/真駒内アイスアリーナにて

“Honestly I’m really frustrated, but was rated highly with the score,” said Hanyu, bidding for a fourth straight title.

正直/僕はムカついています/高いスコアが出ていても/羽生は言う/4連覇へ向けて努力する

出典元:Sunday, December 27th 2015:Hanyu takes lead at nationals; Uno 2nd : The Japan Times

※もし、訳が間違いだったり、不適切な場合は遠慮無く指摘して下さい。

今回の見慣れない単語は、dominant, regrouped, bidding, fourth straight titleでしょうか。

dominantは「支配的な、最も有力な、優勢な」という意味の単語です。また、「群を抜いて高い、そびえる」といった意味もあるようです。また、音楽をやられている方は「ドミナント」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。属音、第5度の音という意味もあります。

regroupedは「再編成する」という意味もありますが、「(失敗したあとで)再着手する、(挫折のあとなどで)自分を取り戻す」といった意味もあります。「再び」という意味の英語の”re”と、”group”を足した単語だと覚えておけば、次回この単語に出会った時に訳すのが楽かと思います。

biddingは、原形は”bid”で「値を付ける、入札する」や、「(権力・名声・支持などを得ようと)努力する、手を尽くす」といった意味があります。

fourth straight titleは「4連覇」という意味です。ちなみに2連覇は、second straight title、3連覇はthird straight title です。

ちなみに、第一パラグラフにありました、”career-high score”は、辞書には載っていませんでしたが、直訳すると、「自分の経歴の中で高いスコア」、つまり、自己ベストスコアという意味になります。

如何でしたか?フィギュアスケートが好きな方は英語で書かれた記事を読んでみると、英語の勉強にもなって一石二鳥ですね!

それでは次回をお楽しみに☆

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