ここでは英字新聞の記事の構成と特徴を2回に渡って
見ていきたいと思います。
日本の新聞と構成は殆ど同じ様なものですが
パーツごとの読み方に特徴があります。
”The Japan times Monday, November, 23, 2015”
①:ジャンル名
この例ではnationalで、つまりは国内(日本)の出来事という事になります。
他には一般的にbusiness、Asia、world、opinion(社説)、sports、stock(株価)等が
ジャンルとしてあります。
例えばスポーツニュースが好きな方は、最初の頃はスポーツニュースから
読めるようにしていくと良いかもしれません。
国内のニュースはテレビやネットで観る機会があると思うので
事前知識があると、凄く読みやすいことに気がつくと思います。
②:記事の見出し(タイトル)
見れば分かると思いますが、ここが記事の見出しになります。
英語ではHeadline(ヘッドライン)と言いますね。
ただ、この見出しはちょっと特徴というか癖があって
最初の頃は意味を取るのに苦戦すると思います。
どんな特徴かというと、見出しをより大きく短く記載するために
文章が省略されることが多々あります。
上の写真で言うと、”Japan links Aussie sub bit to regional security”
となっていますが、文章の省略はなさそうですが、subが単語として省略されていて
submarine(潜水艦)の意味です。
これはどうやって分かるかというと、勘が良い人はregional securityで分かると思いますが
記事を読めばsubmarineってちゃんと書いてあるわけです。
単語の省略については他にもGovernmentの様に長めの単語は
Govtになることがあります。
これは読んでいけば分かっていきます。
他にも見出しのルールがいくつかあって
1.be動詞は省略される
2.冠詞のTheやAが省略される
3.動詞が過去形でもbe動詞が省略されているときは受動態になる
4.toの次が動詞の原形の場合未来を指す
例)Myanmar president to visit U.S. next week.
ミャンマー大統領翌週訪米
一見不定詞のように見えますが
こんな風に未来形の訳になります。
5.動詞の現在形でも過去を指す
例)ASEAN agrees on rules for S.China Sea
ASEAN南シナ海の為のルールに合意
この見出しの下には各国首脳陣が握手している写真があります。
つまり現在形ではありますが、合意したという意味になるわけです。
こんな感じで、すこし癖がありますが
読んでいくうちに勘が良くなってきて
ネイティブの英語の感じが掴めてくると思います。
それでは今日はこの辺で!
》2回目:英字新聞の記事の構成と特徴(サブタイトルと情報元と写真描写)に進む
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