ようこそ、英字新聞の読み方のサイトへ。
この挫折しないで続けられる英字新聞の読み方では
これから初めて英字新聞を読もうとしている人や
英字新聞を読み始めたが全然読める気しないと言った人を
対象として、私が英字新聞を読み始めた当初から
現在に至るまでに、どのようにして英字新聞が読めるように
なったかをお話ししたいと思います。
英字新聞を読み始めた頃の私のTOEICのスコアは
実は300点代後半でした。
英語を本格的に勉強しようと思い
教材として英字新聞を利用する事にしました。
TOEICのスコアが300点代ですから当然読み始めた当初は
さっぱり読めませんでした。
このTOEIC300点代というのははっきり言って
英語のえの字も分かっていないレベルです。
英単語は愚か、文法の基本が分かっていないレベルです。
正直にここで言ってしまうと
英語の基本的な文法を一から英字新聞で身につけるのは難しいです。
ただ、洋書や参考書、単語帳を併用することで
着実に英字新聞が読めるようになっていきます。
具体的な勉強法はこの後でお伝えしたいと思います。
英字新聞が読めるメリット
先ず英字新聞が読めるようになるとどんなメリットが
あるかですが
- 英語の文献全般に強くなる
- TOEICや英検での長文問題に強くなる
- 文法に忠実な綺麗な英語の文が身につく
- 背景知識が付く
- 海外に行った際に現地の情報が取れるようになる
- 英語のニュースリスニングも強くなる
- 英語のサイトを楽しめる(英語のWikipediaや海外のブログ等)
等々
です。
後でも説明しますが、英字新聞は丁寧さよりも
どちらかというとなるべく早く正確に情報をとることを
目標としていますので、間違いなく長文に強くなります。
英字新聞は紙が良い?アプリやインターネットが良い?
今の時代、スマホアプリが充実していることやネットでも十分英字新聞が読めます。
でも私は英字新聞は紙で取るべきだと思っています。
その理由は、自分が頑張ってきた事が形で残る(物として残る)からです。
英字新聞を購読する前は、私もネット記事で分からない単語があれば直ぐ調べられるしインターネットで良いと思っていました。
でもなぜか、一度検索した単語でも不思議と覚えられず、何度も同じ単語を調べていました。
そして、読んでいてなにか味気ない感じがありました。
英字新聞に変えると、この後の説明でも出てきますが、分からない単語が出てきたら赤い線をとにかく引きます。
最初のうちは線だらけでですが、どんどんその線の数が減っていきます。
分からない単語はおすすめ参考書籍でも紹介している「ニュース英語パワーボキャビル4000語」であえて手間を掛けて調べてみる。
そうすると、覚えようとしている単語の定着が良くなっていきます。
そして、数ヶ月後自分が読んで来た英字新聞が少しずつ積み重なってきます。
これが、個人的に大事だと思っています。
メンタリストのDaiGoさんの著書でも仕事に関する事で書いていましたが、完成したものが見えない仕事や、作業の途中経過が見えない仕事は、やったという実感が湧きにくいんだそうそうです。そうすると不安でいつ迄も仕事をし続けてしまう。
この英字新聞で学習することは仕事ではありませんが、やったという実感や成長したという実感が目に見えないと、小さな成功体験に気付きにくく、続かなくなってしまいのではないかと思います。
ですので、英字新聞を強くおすすめします。
とは言え、毎日英字新聞が届いてしまうと、これも逆に読む時間が無いというストレスになってしまうので、私は週1回発行の英字新聞をおすすめしています。
英字新聞が難しく感じる理由って?
このサイトを見てくれている多くの方は
英字新聞は超が付くほど難しいと思っているかもしれませんが
実はそこまでではないです。
英字新聞が難しく感じる理由は
- 文法が難しそう
- 見慣れない単語が多くある
- 文字が小さくボリュームがある
- 背景知識がない
の4つが上げられるかと思います。
まずこの難しく感じる理由を一つずつ見ていきましょう。
1.文法が難しそう
話は変わりますが私は以前
洋書初心者が読むべき最初の10冊という洋書の読み方を
説明したサイトを作りました。
このサイトの中で説明していますが
洋書は基本的な文法を身につけるのに最適な教材です。
教材と言っても、洋書ですからストーリーを楽しみながら
文法を身につけられます。
もし、あなたが文法にまだ自信が持てない場合は
このサイトで紹介している洋書を併用しながら
英字新聞を読むととても効率が良いと思います。
話を戻して、一見英字新聞は文法が難しそうに感じますが
実は英文自体は基本的な文法が使われていて
とても文法に忠実な文章で作られています。
例えれば、NHKのニュースが綺麗な文章で話している感じです。
だから、基本的な英文法が身についていれば
そんなに敷居が高い物ではないということに気付いて欲しいと思っています。
2.見慣れない単語が多くある
これが英字新聞を読む際の一番の壁だと思います。
私が初めて英字新聞を読んだのは、英字新聞を読み合う講座ででした。
周りはTOEICで800点以上取るような人達で、当たり前ですが
全然ついて行けませんでした。
分からない単語には、後で調べられるように赤線を引いていましたが
その最初の回の新聞は、ほぼ赤線で埋め尽くされました笑
それはそうですよね。単語も文法の基礎も知らないんですから。
でも、私は諦めず読み続けました。
仕方が無いことですが、単語は覚えるしかないのです。
でもポイントがあります。
普段英会話をする人なら分かると思いますが
英会話でよく頻出する文法や、単語が必ずあると思います。
それは英字新聞も同じです。
より正確に言うと、記事のジャンルによって必ずと言って良いほど
出てくる単語や表現があります。
英字新聞だからといって、世の中にある英単語全てが
英字新聞に散りばめられているわけではありません。
だから、繰り返し読んでいけば必ず同じ単語が出てくるので
読めば読むほど単語を覚えていけるわけです。
一度で覚えようとする必要はありません。
はじめは見慣れない単語は確かに沢山ありますが
毎日読んで見慣れれば良いだけなのです。
3.文字が小さくボリュームがある
新聞ですから、確かにボリュームはあります。
しかも英字新聞を購読するとなると毎日届くので
結局読み切れないという事になります。
なので私は英字新聞を読む際は
基本的に週1回の購読をお勧めします。
この話については英字新聞の読み方で後で詳しく説明しますが
英字新聞を挫折してしまう理由に
毎日購読していたら手つかずの新聞が積み重なってしまい
日が経つにつれ嫌になってしまい、止めてしまうことにあります。
私の経験では英字新聞は週1回購読し、毎日少しずつ進めていき
それを一週間掛けて読む方が負担が少なく続けやすいです。
英字新聞は継続して読む事が大切なので
これはとても重要なことです。